研究開発

知るほどスゴい麹甘酒のチカラ Vol.4 [安全性編]

食後血糖値とインスリン量への影響

 20歳以上70歳以下の男女18名に「麹甘酒118g」と「米糖化液118g(プラセボ)」を飲んでもらい、飲用後2時間までの血糖値とインスリン量を測定する研究を行いました。その結果、麹甘酒を飲んだときは、米糖化液を飲んだときに比べて、血糖値とインスリン量の上昇が抑制されていることが判明。麹甘酒には、食後血糖値とインスリン量の上昇を抑制する成分が含まれることが明らかとなりました。

出典: J. Brew. Soc. Japan, 115, 43-53(2020)

過剰摂取試験と長期摂取試験で安全性を確認

被験者の方々※に毎日3本の麹甘酒を4週間にわたって飲んでいただく過剰摂取試験と、毎日1本を12週間にわたって飲んでいただく長期摂取試験を行ったところ、体重や体脂肪率、BMI、糖代謝に関わる血糖値、グリコアルブミン、HbA1cについて問題はありませんでした。これにより、1日あたり麹甘酒118gの飲用における安全性には特に問題がないことが示されました。

※血糖値が正常高値(100〜109㎎/dl)または境界域(110〜125㎎/dl)の20歳以上65歳以下の男女計24名
出典: J. Brew. Soc. Japan, 114, 654-662(2019) J. Brew. Soc. Japan, 115, 159-172(2020)

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