日本酒(SAKE)を、世界で親しまれる存在にするために――。
2021年、八海醸造グループは、米国法人ハッカイサンブルワリーUSAを設立し、2人のアメリカ人が創業したニューヨーク初の酒蔵、ブルックリンクラと業務資本提携の契約を締結しました。ブルックリンクラの本拠地であるニューヨークに蔵を新設し、2023年秋、いよいよ酒づくりを始めます。八海醸造から数名の蔵人が常駐し、酒づくりを技術面からサポート。「現地の水と米を使い、現地の蔵人の手でつくり、現地の人々に飲まれる、ブルックリンのSAKE」をつくっていきます。クラフトビール、蒸溜酒、発酵食品においても共同開発を視野に入れています。
SAKEについての知識や興味を向上させる仕掛けも用意。とくに重要な位置づけとしているのが、SAKEを提供するタップルームです。タップから注がれる良質なSAKEとともに、日本酒の背景にある文化や食、歴史を総合的に知ることができるスペースを新設します。タップルームを活用した啓発プログラムは、八海醸造グローバルブランドアンバサダーであるティモシー・サリバンが開発、実施します。
八海醸造グローバルブランドアンバサダー:ティモシー・サリバン