ボトル物語09
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2001/1月
 
 
 

 いよいよ、21世紀です。
折からの寒波襲来に、魚沼の大地は真っ白に被われ、また大吟醸を仕込む季節がやって来ました。21世紀最初の、記念すべき仕込みの季節です。心を新たに、蔵元一同、取り組んでまいりたいと思います。
 さて、新しい世紀に新しい志を示すべく取り組んでまいりました記念大吟醸 ひょうたんボトルに沢山のお申し込みをいただき、ありがとうございます。その 中の数名の方にお願いして、お買い上げいただいた動機などをメールで送っていただきました。皆様から、大変ありがたいお心をいただき、一同、大変感激して おります。
 この度のボトル物語は、そうした寄せられた声の中から、一部をお伝えしたいと思っています。

 最初は、船越源一様よりいただきましたものです。
『10年ほど前の戦友会が湯沢温泉であり、初めて「八海山」を知りました。それまでは新潟の酒は越の寒梅・雪中梅をときどき入手して、故郷を思い出してい ましたが、それ以来「八海山」党になっています。口当たりの良さと香りが素晴らしいと思います。今も毎日、晩酌に欠かさないようにしています。
私は生まれも育ちも新潟市で、金沢に来て48年になります。今年、78才と9か月。まだ、まだ、まだ青年です。
1月に20年つづけていた仕事に終止符をうち、サラリーマンを40年、あわせて60年働いたのでこれからは好きなドライブ・カメラ・パソコンを楽しむことにして います。
去年、たまたまネットサーフィンで「記念ボトル」を知り、仕事に区切りをつけた記念と、大正・昭和・平成を生きた記念にと大変高価なものですが求めること にしたものです。ボトルに値段の半分以上かかっているのかな?と、勝手な想像をしていますが1本は倅にとられるでしょうから、どうやって楽しんだらよいの か、今から困っています。本当に舐めるようにして一日にお猪口、一杯でしょうかね。
カラになったら「純米吟醸八海山」を入れて楽しみたいと思っています。来年、4月が待ち遠しい昨今です。』
 

 
 

 続いては、新潟県の人気ディスクジョッキー、かぎとみ徹様からいただいた文章を紹介します。
『(前略)以前、こんな話しを聴いたことがある。
日本で毎年数多くの新しい名前の車が発売されるが後世にまで残る名車はほんの一握り。ほとんどの車はフルモデルチェンジが行われ世代交代とともにその名前 も消えていく。後世に残る名車とはそのフォルム、内装、エンジン、車を作る人の熱意。この4位が一体となり、バランスがとれているものである。そして、そ れに乗る人の愛情が次の世代に伝えていくのである。酒も同じで、後世に残る酒は一握りしかない。なぜならば、同じレベルの酒を作り続けることは非常に難し いからであろう。(中略)

 こうした中脈々と語り継がれた確かな技術と生産者の熱意でこれまで、多くのファンの舌を魅了し続けてきた清酒八海山。 わたしが高値なミレニアムボトルを購入し、日々めんめんと美酒の味が披露されるのを待ち続けているのは生産者と飲み手の愛情が21世紀に語り継ぐ名酒であ ると確信しているからである。是非いつの日かこの酒 と対等なつきあいができればと思う。BSNラジオパーソナリティー かぎとみ徹』

 次の世紀に残る名酒になれるかどうか、それは、私共がこれからいかに酒造りに取り組むか、ということにかかっていると思います。ありがとうございました。

 
 続いては、岐阜市にお住まいの成田様からの文章です。御夫婦で交わされる深夜のお酒の話をいただきました。
『(前略)小生は研究をなりわいとしている。深夜、部屋にこもり、闇に向かって仕事をすることも多い。順調にはかどることもあるが、たいていどこかでいきづまる。考える。歩き回る。寝そべる。顔を洗う。考える。
八海山をグラスに軽く一杯そそいで口に運ぶと、すっと喉元を過ぎて、硬直していた頭が少しほぐれる。あ、わかった!そういうことだったのかと、うまい具合 いにいけばいいのだが、うーんわからんとぼやきつつ、一杯が二杯となり、今夜はおしまい、やめたやめた、になることが多いなあ。

 

 子供が寝たあとで、妻が暇を持てあまして邪魔しに来る。昔のことやお互いの仕事のことなど、久々に話がはずむ。気がつくと、干物を炙ったのや燻製が並び、妻の手には八海山のグラスが・・・あっちゃあ、今日は二人とも遅刻だ。八海山は私の人生の友である。』
 これからも、そしていつまでも、“友”であり続けられますように、奥様ともどもよろしくお願いします。

 

 そして最後は、埼玉県大宮市の松平様からの文章です。
『おととしの暮れ、何年ぶりかで新潟へ家族旅行をしました。と言っても、両親、兄、弟、私はみなそれぞれ忙しく、家でもみんなが一緒に食事もとれないという状況です。行ける人だけが参加すればよいと思っていました。
案の定、現地集合の者もあれば、早退する者も。それでも奇跡的に夕飯の時は全員揃ったのです。
自宅は埼玉の大宮なので新幹線に乗れば思いのほか新潟は近い所でした。滞在した宿は古い造りの日本家屋で、大きな池を囲むように建っています。そこではたくさんの鯉が泳ぎ、水鳥が遊んでいました。食事もその池を眺めながら。雪も降っています。
久しぶりに家族が揃った夜、何を飲もうかと思案している所へその宿の女将さんがさりげなくすすめてくれたのが「八海山」でした。
家族はみんなアルコールが好きな方ですが普段はもっぱらビールかワインです。でもその夜は日本酒。雰囲気にのまれたのでしょうか?
山間の宿、温泉の湯気、家族の笑顔、山菜料理、そして雪見酒。顔を合さなくても絆があるのが家族ですが、お酒をつぎつがれながらその夜は一層、家族を実感したものです。
 失礼ながらその夜のお酒は、もしかすると何でもよかったのかもしれません。しかし縁あって口にした「八海山」の味は生涯忘れることはないでしょう。

 近い将来、私達兄弟は親元を離れ個々に独立することになると思いますが、何かで家族が集まる時、打ち合わせなくとも誰 かが 「八海山」を用意していそうな気がします。「あー、そうそう、あの日の新潟は寒かったよねえ。でもさ・・・」 なんて、話が弾むのではないでしょうか。
私達家族には、そんな存在感のある大事なお酒です。記念ボトルも家族一同、今から楽しみにしております。それでは。お体には十分気を付けて。松平英里』 

皆様、本当にありがとうございました。4月からお届けする記念ボトルのための大吟醸は、現在、貯蔵室の中で熟成しながら、皆様とお会いできる日を楽しみにしています。もう少し、お待ち下さい。

 

1.酒になる米「山田錦」の故郷を訪ねて
2.八海山最高の酒造りを求めて
3.大吟醸を仕込む【1】原料処理からもと造り
4.大吟醸を仕込む【2】三段仕込み、もろみ、上槽
5.造りを終えて大吟醸が生み出したもの
6.お酒を収める容器について【1】
7.料理とお酒-前編-
8.料理とお酒-後編-

 

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